この駅の周辺集落は小豆沢と呼ばれ、だんぶり長者伝説などに名前が出てくる。駅近くにだんぶり長者伝説ゆかりの大日堂と言う大日霊貴(おおひるめむち)神社があり、毎年正月2日に国の重要無形民俗文化財にも指定されている舞楽が奉納される。 駅舎は昔のままの木造駅舎が残されていて懐かしい雰囲気、駅前の大きな観光地図がかって八幡平観光の拠点駅として栄えていたのだろうと思わせる面影を残している。 この駅の名を冠した花輪線の快速八幡平は停車せず、八幡平方面へ一日わずか数本の鹿角花輪駅経由のバス便で、はたしてこの駅を利用する人は居るのだろうか。 大館方面から来た列車は、この八幡平駅を出るといよいよ米代川源流域へと向かって奥羽山脈の山の中へと分け入る。 相対式ホーム、交換設備撤去、棒線化 2015年3月25日 木造駅舎解体され 大日霊貴神社の社殿をモチーフとしたコンパクトな新駅舎に
湯瀬温泉< 八幡平 >陸中大里
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