[ 花輪線各駅停車・扇田駅 ] 管理人   (2007年12月16日)
この駅は旧比内町(現大館市)の玄関駅だ。
かっては秋田杉の木材を切り出すために敷設された鉄道がここから分岐していて、達子森側に大きな貯木場を持っていたが草叢と化している。
駅舎は古い木造駅舎が顕在だが構内の交換施設は撤去され無人化されてしまった。
ホームに立つと厭でも目の前のこんもりとした達子森が目に飛び込んでくる。
この達子森の山頂にある神社では毎年旧4月8日に例祭が行われイタコの口寄せも行われるそうだ。
秋風が吹く薄暗い夕方、誰も居ない山頂の神社を訪れた時のこと異様な不気味さと寒気を感じ背中がゾクゾクした経験がある。達子森からの展望は良く米代川の流れと比内町〜大館市街も眼下に望める。

達子森の西側には達子森温泉ハチ公荘、いつの間にか駅近くに新しい日帰り温泉施設も出来ていた。
ハチ公荘のさらに西側には巨大な二プロの工場群があり、ここはまるで横浜・川崎の工場群の中に彷徨いこんだかのような錯覚を感じる。

島式ホーム、交換設備撤去、棒線化

平成25年木造駅舎が解体されたとの情報あり7月6日に確認して来ました
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