東北新幹線の八戸延伸にともない、盛岡〜八戸間の在来線が3セク化され、盛岡駅発着の花輪線列車は朝方日詰直通を除き、JRでありながら「いわて銀河鉄道線」ホームとなってしまった。

いわて銀河鉄道線ホームに到着したいわて銀河鉄道線列車 いわて銀河鉄道線ホームに到着する花輪線列車

はるばる東京方面から新幹線で到着した花輪線利用者はJRの改札を一旦出て、銀河鉄道線の改札まで移動し再び入場、やっとJR花輪線の列車に乗れるのだ。
東京方面から来た花輪線利用者にとって盛岡駅での乗り換え移動はなんとまあ不便になったものだと・・・

 花輪線の近代化は効率化のもとに、CTC化による腕木式信号機・タブレットの廃止と無人駅化、列車本数削減による駅交換設備の撤去、改築された駅舎は小さな山小屋風の簡易な建物だったりと、過去の姿を知る者にとっては味わいも半減してしまいました。

 時の流れとともに花輪線にも新型車両の噂が、老兵キハ58、52形の置き換え用としてキハ110形の試運転が始まったと聞いた時は、なんとまあびっくり!!

 小海線、水郡線で活躍していた車両で新車ではありませんが、今ではキハ110形が主力車両として沿線風景にとけ込んで活躍しています。
味わいこそ半減はしてしまいましたが、いつまでもこの奥羽山脈の北端に拓かれた東北の田舎町を結ぶローカル線を応援していたい気持ちは変わりません。

花輪線の動画は1998年頃の夏、大館に遊びに来た帰り、大館から盛岡への帰路その頃に買ったばかりのビデオカメラで花輪線車中から車窓越しに夢中で撮影したものです。

音声付の物がありますのでボリュームは絞って下さい。

花輪線の車窓から

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