新屋新町駅〜横間駅

3月の初め、入院中の知人を見舞に大館へ出かけた時のこと。
はやて・こまち1号に接続し盛岡駅を定刻に出発した列車は、好摩、大更と順調に進んで行きます。
松尾八幡平駅に到着、ここで列車交換のため5分ほど停車するので気分転換をかね雪の残るホームへ出てうろうろ。
ところが出発予定の5分が過ぎ、10分が過ぎても交換する列車は見えて来ません。
車内アナウンスで強風のため交換予定の列車が遅れているとのこと。
なんか厭な予感が・・・
交換列車が到着し、再び列車は安比高原、赤坂田、小屋の畑と順調に進みます。
新屋新町駅に到着してやれやれと思っていたところ、列車無線の会話が運転席後ろから漏れて来ました。
指令所からの「抑止」という言葉が・・・
しばらくして、強風のため湯瀬温泉まで徐行運転をするので大幅な遅延が予想されます、との車内アナウンス。
列車は動き出したもののノッチを入れエンジンが唸りスピードが出かかるとすぐにノッチを切る。これの繰り返しで時速30kにも満たないような徐行運転が始まりました。
普段では速度が早く流れて見る事も出来ない景色も、今日はゆっくりと進む車窓から余裕で眺める事ができました。
大館駅到着約1時間遅延、この列車が折り返す盛岡行きは運休となりました。
この折り返しで大滝温泉にある秋田労災病院へ向かう予定でしたが、急遽タクシーで向かいました。
(秋田大館フリー切符は東京方面から大館駅に向かう場合、往路途中の大滝温泉駅で下車すると切符が無効になってしまうので下車しませんでした。)
予感的中う〜ん、この1万円は痛い・・・
のちに秋北バスが大館駅から労災病院方面へ日中は約1時間おきに出ている事を知りました。
バス運賃はたしか¥500円ちょっと。