2018年廃業予定
青森県平川市(旧碇ヶ関村)の秋田県の県境付近に多目的ダムとして建設された久吉ダムがあり、ダム建設に伴いダム湖(面影湖)の周辺を公園として遊歩道やキャンプ場が整備され、たけのこの里が生まれた。
碇ヶ関インターを降りて国道7号線を県矢立峠方面へ、2キロ程進むと「たけのこの里」の看板が見えてくるので、ここで左折、久吉集落への細い道へと入る。 集落の入り口付近に公衆温泉浴場の久吉温泉の建物が現れる。細い道をそのまま直進すると集落を抜け次第に山深くなり、久吉ダムに到着する。 ダム湖最奥に森林体験交流センター(管理棟)があり、この付近は、旧久吉温泉の温泉小屋があった場所で、現在は湯船のみが露天に記念として残されている。湯船のすぐ上に養魚池(夏場は釣り堀)があって絶えず真水が流れ込んでいて湯温は低そうだ。 森林体験交流センター内に日帰り温泉施設があり、5、6人で一杯になりそうな小さめの湯船に茶色いお湯が溜まっていた。湯船の周りは温泉成分が付着、浴槽の底には温泉成分が積もっていてツルツル滑りそうだ。お湯はカルシウム・ナトリウム−炭酸水素塩・塩化物泉、見た目には鉄分で濁ったお湯で、舐めてみると味はない。 自動券売機に300円を入れると、紙のレシート(切符)が出てきた。
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